まーた芸術だよこいつ、飽きねえなぁ
お久しぶりです。そして令和元年もよろしくどうぞ。
最近投稿しなかったのは忘れてたとか、ネタがなかっとかそういうことではありません。少しばかりゲームに熱中していただけであります。
そんなことはさておき、今回取り上げたいのはシュールレアリスムでござます。超現実主義ともいいますよね。
シュールレアリスム(仏: surréalisme[1]、英: surrealism[2])は、フランスの詩人アンドレ・ブルトンが提唱した思想活動。一般的には芸術の形態、主張の一つとして理解されている。
今回はその中でも、「アンダルシアの犬」という作品に関して少しばかり取り上げます。
『アンダルシアの犬』(フランス語: Un Chien Andalou)は、ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリによる1928年に製作され1929年に公開されたフランスの映画である。
細かく言うと、ルイスブニュエルが監督、そしてサルバトールダリが脚本の助言をしました。
この映画は非常に短く、21分しかありません。なのでまず見ていただきたいというのが本音なのですが、いかんせん内容がグロテスクかつ気味が悪いため、そういうものが苦手な方には控えていただきたいと思います。
いかがでしたでしょうか。何かわかりましたか?
え?何もわからない?意味が不明?
そりゃそうでしょう。特にこの映画から明確にくみ取れる意味など込められていないのですから。明確にくみ取れる意味がないのであって、完全に意味がないということではありません。大筋的な意味では、シュールレアリスムの思想を孕んでいるわけですから、現実を超える、夢の中のにいるよね?感を生み出すことメインにしているわけであります。今回は風刺というわけではありません(もしかすると既存の芸術、とりわけ写実主義を皮肉っている可能性はありますが、文学部ではないのでそれ以上はわかりません)。
大筋以上の意味は個人個人の感覚とか意見が尊重されるわけですし、それを相手に押し付けることはあってはならないと思います。例えば今回の映画では、「大人の赤ん坊が親に大事に育てられていたが、途中から第三者に大人になれと言われ、それに憤慨した大人の赤ん坊が終盤でその第三者を射殺した、これは現代の引きこもり問題に通ずる」なんて意見があってもいいですし、「これは人生の大まかな図であり、愛がありスリルがあり、なんやかんやあるのはその具体例にすぎない」という意見があってもいいわけであります。
これがシュールレアリスムです。
シュールレアリスムで有名な画家は、ルネマグリットでしょうか。
洒落た人がよくSNSのプロフィール画像なんかにしちゃう絵を描いてる人です。この人はシュールレアリスムといっても、あまりに現実離れしたものではなく、どちらかというと具体的なわかりやすいタイプのシュールレアリスム画家だと思います。
ルネマグリット「これはパイプではない」
そりゃそうです。キャンバスの上にのった絵の具にすぎないのです。パイプに見えるけど、結局は絵の具で描かれた概念にすぎません。
サルバトールダリも有名ですが、もう眠いのでここまでにしときます。