寄り道を増やしていきたい
人生にはある程度の型が存在している気がする。俺の思い込みかもしれないけれど、たぶんあると思う。
これぐらいの歳になったら就職して、結婚してといった具合に。
だけれども、同時にいわゆる型どおりにいく人生というものは存在してないとも考えている。
型どおりにいくなら「黒歴史」なんてワードはこれだけ使われるようにならないわけだし、そもそも絵に書いたような人生は味気ない。
経済用語にトレードオフという言葉があるが、何かを得るには何かを代償にしなければならないという意味だ。これは経済に限らず様々な真理をついていて、例えば車を動かすにはガソリンを代償にしなければならない。
人生もトレードオフなのだ。トレードオフは連鎖する機能があるから、何かをすればそれが何かを起こすのだ。例えばエネルギーを代償にして働く力を得て、それを代償としてお金を得て、それを代償として車やガソリンを買って、それを代償として車に乗って、それを代償として何処かへ行き、それを代償として出会いが生まれ、、、マトリョーシカのようなものであろうか
先に述べた通り、型どおりの人生が存在しないからこそ、人生の寄り道によるトレードオフ効果が大いにあると考えている。
急がば回れ、寄り道を大切に。どこ目線で誰へ向けて書いているのか自分でもわからないが、多分自分への戒めか何かだと思いながら締めさせていただく。