しょうもないブログ

不定期でしょうもないことを書いていきます。

情報量と質の両立

【キーフレーズ】
・リーチ
・リッチネス
情報の手段の多さ、量の多さがリーチであり、情報の質、内容の濃さがリッチネスである。
本を書店で売る場合は売ることのできる種類(リーチ)は限られてしまうが、現物を則入手したり立ち読みしたりできる点でリッチネスには重きが置かれているといえる。これは本に限ったことでなく、リアル社会のすべての状況で起こりうる可能性がある。
例えばアマゾンがオンライン上で本を売った場合、在庫を置くスペースや直ぐに卸売りのできる状況さえあればリーチの点に関しては問題なく、むしろ限りなく拡大できる。一見リッチネスをその分高めることができないように見えるが、試し読みのできるシステムなどといった改善を行えばリッチネスも担保できる。つまりは、情報社会になったことによりリーチとリッチネスの両立が可能になったということが言える。

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また、リーチが増えるということはロングテール現象が起こる可能性もある。ロングテール現象とは、グラフ横軸に「商品数」縦軸に「販売数」をとった場合、しっぽのように徐々販売数数が減少することである。簡単に言えば、本の種類が多ければ多いほど売れない商品も中には出てくるということである。リーチに限界のあるリアル社会では点線ラインで在庫管理をしなければいけなくなる。しかし、オンライン上では限りなくニッチな層にも最適な商品を販売することができる。f:id:Drpepperkun:20191221180755j:plain